支那製ネック顛末記

ボディの切り出しからスタートしたセミ・ソリッドのテレキャスターもどき。軽量化をテーマに15ミリ厚の板を三層に重ね
中空構成にしてみた。シンラインとことなるのはトップの板厚。なのでセミアコでなくセミソリッド。結果は思惑通りで予定
より300g重いけど約3.3kgに。これは確信的な重さで3kg以下だとヘッドが下がるから。フロントにダンカンのP-90を付け
ナットを牛骨に変更。プレアビリティには細心の気配りを込め、真っ直ぐなネックに低い弦高を実現。10~46ゲージの弦
で試奏は感激のファットテレ・サウンドだ。シルバーグレィのカラーリングでアダルトな噴霧器、もとい雰囲気に仕上げた。
最後の画像はこの春に製作したバックロードホーンのカホン。打面幅を350ミリにして低音を増強。見た目からは違和感
を感じる低音が出ます。プロト4台のうち1台。足掛け4ヶ月間にカホン4台とギターの製作は毎夜の集中作業でした。
何はともあれ、ギターは自宅にある道具で作れる事を実証できました。まだもう一台、作りかけがあるけどビジョンが
まとまらないので当分保留です。これからはバンドの充実に専念しなければ間に合いませんからね。

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この記事へのコメント
師匠、!!

永遠の「工作・少年」
熱いですね、!!!

”テレは””、引き手を選ぶギターかなと、思います。
(名手の方が多いです、)

工具沢山お持ちですね、・・・

私も、フル・レンジのフォステックスの16センチ・スピーカで、
バックロード・ホーン・スピーカー、以前作りましたよ、。。

「女性・ボーカル」、楽しんでいます、・・・
(疲れない音が出ます、。。)
Posted by 二俣・ブルース研、 at 2016年04月12日 05:09
4台のカホンは全てバックロードタイプですが開口部のサイズを
試行錯誤で探りながら作っています。共鳴するポイントを見つける
のに手間が要りますね。結果的には板厚の影響が大きいようです。

打面の厚みは音質と感度を左右します。ギターはとにかく塗装が肝。
乾くまでにかなり日数が要ります。しかし感覚的には材質を追求する
よりP.Uです。なので板切れにネックとP.U付けただけでもかなり良い
感じになると思います。ギター製作にまつわる色んな伝説は眉唾で
実際に自作・試奏してみれば大袈裟にデフォルメされているのが判り
ます。楽器業界もビジネスですから付加価値が要るんでしょう。

楽器を作る工作少年は作った後も楽しめるから良いんですよ。
Posted by ノス太ノス太 at 2016年04月12日 14:06
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